RPへの取組み姿勢に関するメモ書き

先の記事を読みなおして「シーラさんってRP嫌いなんですか?」とツッコミが入りそうだという感がひしひしとしまして…そんなことはありません…!けれども!けれども…。というお話です。

 

 

世界観やPCの意志を尊重したRPが好きです。心情を丁寧に追いかけて「だから私/俺/僕はそれをする」という生き様を見るのは大変、良いです。巻き込まれ系シナリオでも感情移入できるNPCやシナリオはかなり好きだと思います。(暗黒電脳摩天楼しかり、です。)

ただ、「PCとしてあるべき姿」というのが与える影響は全てが良いとは限らないことも知っています。例えばPCとしての最善手とPLとしての最善手が異なったときに生まれる葛藤は結構大変じゃないかな、と。選択の影響範囲が自PCの生死だけなら良いのですが、TRPGはチーム戦なので基本的にシナリオ全体の成否に関わるものと思っています*1。そういう時にPLの裁量でPCの最善手を潰すかどうか。

また、シナリオ中に出てくる内容に対してPCが探索の動機を持ってくれるだろうか?問題も真剣に考えてしまうと難しくて、そこをPLの解釈で上手いことフォローしていくにはまだまだ経験が足りていないかな…。

当方PLとしては「謎解き楽しいです」を標榜していますが、RPに取り組み始めると恐らくこうしたキャラロールとPLの意向と卓の雰囲気の摺り合わせに悩むことになりそうだなあという気がひしひしとしています。だからといってRPしないでTRPGで遊ぶのもすごく勿体無い!わけでして、上手くやっていきたいところです。飛び込んでみないと分からない。百聞は一見に如かずということで、よろしくお願いします。

*1:追記(2017/04/10 AM1:00)ここでの「TRPG」はCoCを意識して書いています。ただ、「チーム戦=PL/KPの区別なく卓として一番楽しいところを目指す試み」というのはどのシステムでも言えることなのかな、と思います。これは更に解釈の別れるところですが、シナリオとしてはバッドエンドの区分に入るとしても卓の全員が納得できるエンドならば卓としては成功と言えるのではないでしょうか。少なくとも私はそういう風に考えています。